=プロフィール=

株式会社ケンティッシュ ジャパン 代表取締役
オーバーシーズ・ユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつソシエテ ジェネラル銀行東京支店に勤務。外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず話題のデリバティブ業務を日本に導入。ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。
2001年10月為替情報会社ケンティッシュ・ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン、ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた分析には定評がある。独自に開発した「ペットでも判る簡単チャート」は一つの通貨ペアでは不十分なチャート分析でも、二つの通貨ペアの組み合わせることによリ、リスク軽減を図りながら、為替相場の楽しみを倍増させている。
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●為替モーニング東京市場 【サンプル】
予想レンジ
ドル円 153.30~154.80
ユーロ円 177.50~179.00
ユーロドル 1.1500~1.1650
豪ドル円 99.80~101.30
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米上院がつなぎ法案を本会議で可決し、市場では今週中にも米政府機関が再開されるとの見通しであり、米国株式市場ではNYダウ平均が前日比559ドル高と続伸するなど、過剰流動性資金が株式市場に集中している嫌いがある。そんな中、米政府機関が再開されたとしても、データ自体が不充分との見解も少なくないが、一連の労働情勢の悪化や消費者動向の鈍化などを背景に12月のFOMCでの追加利下げ期待もあり、拙速的にドルを買い戻しづらい状況にある。そして、トランプ米大統領の関税措置を巡り、最高裁が違憲判断を下した場合、米国離れが一層と加速するとの警戒感もあり、積極的にドルを買い上がる難しさも同居している。引き続きドルの戻り売りに専念することがリスクの軽減に繋がるであろう。
一方、ドル円は、154円前後で身動きがとり辛い状況にあるが、円安副作用がインフレ上昇やマイナス賃金をもたらしており、総じて、日銀の利上げ期待が強まっている。引き続き、ドル円レンジ幅153.30~154.80円を重視した売買が賢明であろう。
他方、ユーロドルは特筆すべき材料は無いが、相対的には米国の不安定さが意識されており、ユーロドル1.15台半ば前後でもみ合い相場と化している。ただ、一時1.06台を回復するなど底堅い展開が予想される。引き続き、直近レンジ幅ユーロドル1.1500~1.1650を重視しての売買が賢明であろう。
邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は、上値の重さを意識し、ドル円154円台半ば前後から断続的に散見されている模様。一方、輸入企業は、現状ではドル円153円前後に集約されている模様。
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●市場のストップロス・オーダー状況
通貨 売り 買い
ドル円 152.80~155.30
ユーロ円 177.00~179.50
ユーロドル 1.1450~1.1700
豪ドル円 99.30~101.80
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