ウィリアムズ%R

ウィリアムズ%Rは北米でよく使われているオシレ-タ-系テクニカル指標で、ストキャスティクス同様に一定期間の高値、安値の間における値位置の度合いを探ります。
インディケーターが反対になった点を除けば、ストキャスティクスの%Kとパラレルに似た動きとなります。

<基本的な見方>
%Rが10%以上であれば、短期買われ過ぎ、%Rが-90%以下となれば短期売られ過ぎとなります。売り方のトレードであれば、短期的な戻りを見ながら%Rが10%を越える所をエントリー。再度割り込む所が追撃売りの目安となります。
相場が上昇しているにもかかわらず、%Rが10%ラインを突破できない時は上昇力が弱 いものと判断、売り転換の準備となります。また直前の動きが高値水準で保ち合っているところから下割れした際には天井構成を示唆しており、下げ警戒感が強まります。
強い相場付きの場合、押し・戻りの水準は-40%から-60%程度が目安となります。そこが追撃場面、逃げ場の目安となります。

<ワンポイント>
ウィリアムス%Rは振幅が激しいので、移動平均やMACDなど他のトレンドフォロー系テクニカル指標と組み合わせると良いでしょう。補助的な指標の位置付けが良さそう。