篠原レシオ

篠原レシオとは、相場の動きを「エネルギー」と「市場人気」から判断し、将来の動向を探ろうとするテクニカル指標です。

<基本的な見方>
Aレシオはエネルギーを判断する指標、Bレシオは市場人気から相場を判断する指標、Cレシオは時間的な概念を取り入れた指標。
Aレシオの値位置が低い場合(70%目安)、エネルギーが蓄積された状態だと言え、ラインの切り上げによって買い気が強まる見方となります。100%の時は方向感のない状態。
Bレシオは人気のバロメータとなりますので、100%が強弱拮抗の状態。低い場合、市場人気が無い状態、逆に高い場合には市場人気が強く(=高値圏)、目先の警戒感に繋がります。特に300%超えは天井圏の見方となり、利喰い場の目安です。
A・Bレシオの70%割れ、クロス、乖離の縮小等が変化のサインとなります。
Cレシオは、主ベルト、副ベルトの下に位置する場合は買いサイン、上にある場合には売りサインとなります。