線形回帰トレンド

アルーンと似ており、現在の相場にトレンドがあるのか否か、またあるとすればどの程度の強さでどちらの方向に向いたトレンドなのかを探るために開発されたトレンドフォロー系テクニカル指標です。中心線とそれを挟んで上下に二本づつ線を引いた計五本の線で分析を行います。各線の名称は中心の線を中心線、その外側にある上下の線を1σ(シグマ)上限・下限、中心線から見て一番外側にある二本の線を2σ(シグマ)上限・下限と呼びます。

<基本的な見方>
五本線の傾きの方向がトレンドを示し、傾きがトレンドの強さ、線の幅が相場の動きの大きさを示しています。
中心線を上抜いたときを買いサイン、下抜いたときを売りサインと判断します。また逆張りの方法としては、2σ下限近辺まで下降したら買いサイン、2σ上限近辺まで上昇したら売りサインと判断します。