や行

遺言信託(ゆいごんしんたく)
遺言によって自分の財産を管理する際に信託銀行に依頼し、死亡後に遺言所を相続人は渡したり、遺産の分配や処分を行ってもらうこと。

有価証券報告書(ゆうかしょうけんほうこくしょ)
日本証券業協会に登録している企業や、株式を上場している企業などが、各事業年度の終了から3ヶ月以内に、金融庁長官に提出しなくてはならない、財務諸表や経営成績などが記載された報告書の事。

有利子負債(ゆうりしふさい)
銀行からの借入金などのように、返済時に金利をつけて返済しなければならない債務。

輸出予約(ゆしゅつよやく)
日本から米国へ商品を輸出する場合に、その代金はドルで受け取る事となるため、業者はこのドルを日本で使用するためにドルを売って円に交換しなくてはならない。しかし、その時の為替レートが相乗以上に円高に振れていた場合には損失が出てしまう可能性もある。このために、将来の決められた日に決められた価格でドルを売る予約をする。これを輸出予約と呼ぶ。

ユニバーサル・バンキング(ゆにばーさる・ばんきんぐ)
日本語では兼営銀行制度と呼ばれており、一般の銀行が行う業務と併せて、証券業務や信託業務を行う事ができるような制度。

輸入予約(ゆにゅうよやく)
米国などから品物を輸入する際に、支払いは米ドルで行うこととなるため、予想為替レートよりも円安に進んでしまうと利益が減ってしまい、場合によっては損失が出てしまう可能性がある。このため、予め将来の決められた日に決められた価格でドルを買う予約を入れる。これを輸入予約という。

要管理債券(ようかんりさいけん)
3ヶ月以上滞納したり、金融再生法によって減免などを行った債券。

与信(よしん)
一定の基準を満たした投資家が、証券会社などから与えられる信用の事。信用を与えられる事によって、信用取引などの与信取引を行うことができる。

寄託(よたく)
一般的には保護預りとも呼ばれ、有価証券の紛失や焼失、盗難などを防ぎ、又売買を行う際の受渡しに便利なため、投資家が有価証券を証券会社に預けて補完してもらうことを指す。

予定利率(よていりりつ)
生命保険会社や簡易保険などの保険料を決める際に、基の保険料から今後得られるであろう運用益を予め割り引いて提示する。この割引率の事をさす。実際の運用益が予想していた運用益を上回った場合には配当として分配され、逆に実際の運用益が予定運用益を下回った場合には、保険会社が負担をしなければならない。