HLバンド

直近の高値や安値のブレイクポイントに注目したトレンドフォロー系テクニカル指標で、一定期間の高値同士を結んだH(High)バンドと安値同士を結んだL(Low)バンド、その中心に線を引いた中間線の三つの線からなる指標です。中間線はその相場のトレンドを示しています。
トレンドフォロー系のテクニカル指標となるため、レンジ相場では有効性が低いと言われています。
基本パラメータは日足で20日になります。

<基本的な見方>
実線がHバンドを上抜けると買いサイン、Lバンドを下抜けると売りサインとなり、ポジションはトレンド転換時に決済します。ただし、決済のタイミングが遅くなることもあるため、一定期間に高値が更新されない場合や中間線に達した場合を決済のポイントとしたり、パラメータを短くしてバンド幅を縮小させ、反応を良くする方法などもあります(パラメータを短くした場合、ダマシの発生率が拡大する可能性があります)。